暗号資産

40代普通の会社員が「暗号資産」に挑戦。小額で投資を始めて今どうなってるか公開します。【22/4/27更新】

仮想通貨って聞いた事あるけどまだ流行ってるの?
今からはじめても遅くない?お金もあまりかけられないし...


暗号資産(暗号資産=仮想通貨)といえば、

『めっちゃ儲かって億り人が誕生!』とかの景気のいい話もあれば
『価値が暴落して大損した』などの不安な話も聞かれますよね。


以前から知っていたものの
実際に僕が暗号資産に投資をはじめたのは「2021年4月」


実は最初の盛り上がりからだいぶ経過してからでした。

暗号資産または仮想通貨の取引履歴
暗号資産 初購入の記録



今まで暗号資産に興味なかった方でも

『40代普通の会社員が暗号資産に小額で投資をはじめてみた』と聞いて


「暗号資産っていくらからはじめられる?」
「今から始めても遅くない?」
「得したの?損したの?」



こんな疑問を持った方もいらっしゃいますよね。


この投稿では、

『なぜ僕が暗号資産に取り組みはじめたか』
『暗号資産に取り組み始めて現在までの体験談』
を綴っています。


暗号資産への投資を始めるきっかけになればうれしいです。

暗号資産への投資にはメリットだけでなくリスクもあります。
始める際は危険性が高い事項・行為をしっかり確認してくださいね。


こんな疑問に著者の目線で答えます

  • 暗号資産(=仮想通貨)ってなに?
  • なぜ暗号資産に取り組みはじめたのか?
  • どんな暗号資産を購入して運用しているか?
  • 今のところは儲かっている?損している?


暗号資産(=仮想通貨)とは?


暗号資産(仮想通貨)とは?

  • インターネット上でやりとりされる現物のない電子データ資産です。


物品やサービスの対価として使用可能で、専門の取引所を通じて円やドルなど法定通貨と交換することもできます。

「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」が特に有名ですね。


暗号資産に投資をはじめた3つの理由って何?

円の預貯金だと預けたお金の価値が将来下がる確率が高いことに気づいたから

ビットコインのレート確認


貯金(預金)ではお金が増えていかないことはもう皆さんご存知だと思います。


それでも、おじいちゃん・おばあちゃん、40〜60代の方でも
貯金が良いと勧めてくることがありますよね。


この方達が貯金を勧めてくるのは納得できる理由があります。


昔は、預けているだけで、なんと年利3〜6%の時期があったのです。

何もせず、たた預けているだけで、ですよ!
すごい時代があったものです。


この経験があれば、貯金が良いと思って勧めてくるのは仕方がないとも思います。


では現在はと言うと、、

大手銀行の平均的な預金金利

  • 普通預金金利 → 年 0.001%(税引前)
  • 定期預金金利 → 年 0.02%(税引前)


もはや、全くの別次元ですね。


現代の金利だと、定期預金で1,000万円を10年間預けて得られる金利分は、20,016円(税引前)です。

ちなみに昔の年利3%だとすると、1,000万円は10年間で金利分が、3,002,465円(税引前)となります。


凄まじく差がつきましたね...

でも、お金は増えなくても預けた金額は減らないから価値が下がるという話ではないのでは?


このように考える方は、若者も含めて数多くいらっしゃると思います。


ですが、この考え方で楽観できる社会情勢ではありません。

なぜかと言うと、物価が上昇しつづけているからです。


昔は100円で買えていた缶ジュース、今では120円や130円になっていますよね。

ここ最近はコロナの影響もあり、加速度的にあらゆる物の価格が上がっています。

本業の建設関係では、ほとんどの品目がここ1〜2年のうちに15〜30%は価格が上昇しました。
しかもまだまだ上がりそうな気配もあります。。

コンビニ最大手のセブンイレブンも値上げを発表しましたね。


このような感じで、物価の上昇が続いたら以下の流れで預けたお金の価値が目減りする事になります。

預貯金の価値が目減りする流れ

  • 現在500万円の商品Ⓐを買える金額「500万円」
    「10年間」預けたと仮定します
  • この10年間で物価が20%上昇したと仮定します
  • 500万円で買えた商品Ⓐを10年後に買う際には
    「600万円(500万×1.2)」
    必要になります
  • 10年後に預けた金額は税引前で「501万円(金利0.02%と仮定)」になります
  • 10年後に預けたお金で商品Ⓐを買おうとすると、
    600万円ー501万円=99万円が不足する事になります
  • つまり、[1-(501万÷600万)]×100=16.5%
    相対的に預金の価値が16.5%下がったということになるのです。


ちなみに、500万円を10年後に600万円に増やそうと思ったら、
年利2.5%位で運用していく必要があります。

※税率により必要な年利は変動します。

結論

物価が上昇し続ける限り、
金融機関に預けているだけでは金銭価値が目減りするので、
この金額を元手に増やす事を真剣に検討する必要があります。


この先の10年間で物価が20%上昇するなんて十分に起こりうると思います。

というか、20%を超えて上昇するような気がします...


この事に気づいたので、僕は預貯金より金利の高い投資先を探すようになったし、
この先も価値が上がりそうな暗号資産に投資するようになったのです。


暗号資産は今後も普及が進み価値が高まると考えたから

暗号資産のレート推移

暗号資産の中でも投資対象として人気が高いビットコイン


2022/4/25日現在、1BTC=5,000,000円前後を推移していますが、
誕生した2009年当初は、1BTC=0.07円程度だったのです。


2021年11月には1BTC=750万円以上を記録しましたが、
現在も価格は上下を繰り返しながら推移しています。


ビットコインが投資対象として優れているのは、
際限なく発行され続けないという特徴によります。


上限が2100万BTCとすでに決定しているのです。

際限なく発行できる他の通貨との違いがここにあります。


有限の資産=希少価値が高いということで
暗号資産市場で今なお高い価値を持ち続けているようです。


通貨としても使い勝手が良いということもあり、
今後も価値が向上しつづけるのではないか、と考えて
ビットコインを中心として暗号資産に投資をしています。


単純に新しい技術に触ってみたかったから

仮想空間やメタバースのイメージ

まだ触ったことがなかった暗号資産に対して、

『どんなものなのか』『どのような事ができるのか』
この技術についての興味がありました。



とはいえ、よくわからないという理由で躊躇もしていました。


暗号資産が将来の役に立つかもしれないというきっかけもあり、
実際に触ってみることを決意したのです。


約一年間のうちに暗号資産の購入から運用まで色々と試してきました。


今話題沸騰中のNFTも購入する予定で今後もマイペースで触っていきます♪

新しいことに取り組むのは楽しいものですね!

暗号資産はどのように運用している?

ここからは僕が暗号資産を購入した方法や
その後どのようにしているかを簡単に書いていきます。


詳細に書くとかなりのボリュームになるので、
後日記事を書いたらリンクを貼るようにします。


暗号資産をどこで購入したのか?

日本円で暗号資産を購入するために、
国内の暗号資産交換業者3社の口座を作成しました。


coincheck

coincheck

まず、暗号資産の取引をはじめるにあたって「coincheck」の口座を開きました。

こちらは主に「ビットコイン」を日本円で購入する用です。


「coincheck」には、
『coincheckと利用者が取引する』販売所と、
『利用者同士でやり取りする』取引所があります。


販売所でも取引所でもビットコインが購入できます。



Zaif

zaif

ちょっと珍しい銘柄も扱っている暗号資産取引所「Zaif」です。


こちらはもともとコイン積立に興味があり口座を開きましたが、
登録した時は一時的に申し込みができなくなっていました。

※22/4/26現在、コイン積立は再開されているようです。


現在は、ビットコイン以外の暗号資産の購入に使っています。


今はまだ買っていないイーサリアムはここで買うことになりそうです。


bitFlyer

bitflyer

最後に「bitflyer」でも口座を持っています。


が、実はここではまだ暗号資産を購入していません。。

勘違いで口座開設を申し込んだものでして...


こちらの暗号資産取引所で最近大きな話題がありました。

それは「bitFlyerクレカ」です。

bitFlyer クレカ

決済額に応じてビットコインがキャッシュバックされるという特徴的なクレジットカードです。


このクレカに切り替えたという話もSNS上で多く見受けられました。

個人的にも興味があるカードですね。僕も持ってみようかな...


どの銘柄の暗号資産をどうやって日本円で購入したのか?

前項で述べたとおり、2つの暗号資産取引所にて暗号資産を日本円で購入しました。

ここでは日本円で購入した暗号資産をご紹介します。


ビットコイン(BTC)

ビットコインのイメージ

まずは、暗号資産のメイン投資先であるビットコイン。

こちらは、今のところすべて「coincheck」で購入しています。

初めての購入は「ビットコイン販売所」を使いました。


始めてのビットコイン購入した履歴

21年4月、「11,000円」で「0.0016364BTC」を購入しました!


暗号資産っていくらから始められるか不安な方が多いようですが、
1万円とか安い金額でも購入できたりします!


一回購入して流れを把握したら、
次は「ビットコイン取引所」で購入を試みました。

販売所と取引所の大きな違いは、
取引所では自分で購入(または売却)金額を決定できる点です。

購入の際は、だいたいの場合において販売所よりも安価に取引できます。


以降、ビットコインは取引所でのみで購入するようにしました。

少し余裕があるときに小額で買い増していくというスタンスをとっています。

1年間でBTC購入に使った金額

22年4月現在、「210,000円」をビットコインの購入に使っています!


まだお試し感覚ですが地道に投資を続けております。


シンボル(XYM)

シンボルのロゴマーク

もう一つ、アルトコインと総称されるビットコイン以外の暗号資産も買ってみました。

購入したのは、シンボル(XYM)という銘柄です。


日本人に人気がある、との事で試しに購入してみました。

『これから色々な所で利用される予定があり価値が伸びるかな』と期待して。



これは、「Zaif」の取引所で指値買い(単価を指定して購入)をしました。

シンボル(XYM)の購入履歴

21年11月、「9,936円」で「240XYM」を購入しました!


この銘柄がどうなったかと言うと、、


この後に記述しますが
見事に暴落しました...

まぁ投機のために買っていないのでしばらく様子を伺います。。



購入した暗号資産はどうしてる?ガチホ?それとも...


『購入した暗号資産はどうしているか?』ですが、
今のコインチェックの残高をお見せしますと...

暗号資産ウォレット

『ビットコインがなくなっている!?』
『やっぱり暗号資産って危ない!?』



大丈夫です、ビットコインがなくなったわけではありません!!


ビットコインをコインチェックの口座から別の財布に移したのです。


ここからはちょっとややこしい手順を経ていろいろ試しているので、
この投稿では簡単に何をしたか列挙していきます。


専門用語も書いていますが、ここでは流し読み程度でお願いします。。

暗号資産でやってみた事

  • 「ビットコイン(BTC)」を購入
  • 「Metamask」(暗号資産用デジタル財布みたいなもの)をパソコンにインストール
  • 「Metamask」に「BSC」(Binance Smart Chain =ブロックチェーンの一種)ネットワークを設定
    ※ブロックチェーン=暗号資産の要となる情報を記録するデータベース技術の一種
  • 「Binance」(海外の世界規模の仮想通貨取引所)で口座を開設
  • 「Binance」の口座に「coincheck」から「ビットコイン(BTC)」を送金
  • 「BTC」を小額だけ「BNB」(バイナンスコイン=暗号資産の一種)と交換
  • 「BTC」「BNB」を「BSC」ネットワーク経由で「Metamask」に送金
  • 「Venus protocol」(暗号資産の貸し借りで金利を獲得できる取引所)に「BTC」を供給
  • 「BTC」を供給した金利として「XVS」(ヴィーナス=暗号資産の一種)を獲得
  • 預けた「BTC」を担保に「BUSD」(ステーブルコインの一種)「BNB」を借入
    ※ステーブルコイン=米ドルや金など様々な資産に紐づけられた暗号資産の一種
  • 「Pancakeswap」(分散型取引所)で「BUSD」と「BNB」を預けて「LPトークン」を獲得
    ※LPトークン=通貨を預けて流動性を提供した対価として受け取る証明書のようなもの
  • 「Pancakeswap」に「LPトークン」を預けて「CAKE」(暗号資産の一種)を獲得
  • 「Pancakeswap」に「CAKE」を供給して「CAKE」を増やす


この後も、暗号資産を交換したり、VENUSの借入を返済したりといろいろとやってみました。

現在の運用は以下の感じに落ち着いています。

現在の運用状況

  • 「VENUS」にて「BTC」を供給 ▶︎ 金利でXVSを獲得
  • 「Pancakeswap」にて「CAKE」を供給 ▶︎ 金利でCAKEを獲得


すっきりシンプルになりました。

暗号資産は何かする度にガス代として小額の費用が発生するのでここは注意ポイントですね。


もう一つの国内暗号資産取引所「Zaif」で購入した「XYM」は
損切りをせずに持ち続けています(=ガチホ と言うそうです)。

そうしたら、いつの間にか「CICC」(カイカコイン、暗号資産の一種)がもらえました。


こうゆうのは暗号資産ならではの特徴と言えますね。


利用している取引所からいきなり電子コインがもらえるとか。


現在までの運用の結果は?儲かった?それとも損した?

暗号資産のレート推移


現在の暗号資産がどうなっているか発表します。

今まで集計したことがなかったので良い機会です笑。

22/4/27現在、暗号資産の所有残高

  • ビットコイン ▶︎ 0.0319 BTC(供給中=0.0264BTC , 所持中=0.0055BTC)
    $1,244.47 ▶︎ ¥155,558
  • ケーキ ▶︎ 18.06795 CAKE(供給中=18.06795CAKE)
    $137.70 ▶︎ ¥17,212
  • バイナンスコイン ▶︎ 0.069 BNB(所持中=0.069BNB)
    $27.28 ▶︎ ¥3,410
  • シンボル ▶︎ 240XYM(所持中=240XYM)
    ¥3,098
  • カイカコイン ▶︎ 93.476 CICC(所持中=93.476CICC)
    ¥1,032
  • テザー ▶︎ 0.96156 USDT(所持中=0.96156USDT)
    $0.961219 ▶︎ ¥120

※ドル円換算は、1ドル=125円 で計算しています。
所有する暗号資産の日本円換算=180,430円


暗号資産をドルに換算してその後日本円に換算。

結果このような集計になりました。



暗号資産の購入に使った日本円は「219,936円」。

購入金額より約4万円ほど目減りしているようです。



これは暗号資産の交換などをする度に費用がかかった他に、
暗号資産の相場も影響していると思います。


シンボルは驚きの1/3になってますしね...



現在、ビットコインは 0.0319BTCあります。


22/4/27現在の相場は1BTC=5,040,000くらいなので
0.0319BTC = 160,776円
※残高集計ではBTC▶︎ドル▶︎円なので数値が異なります。


これが一時期の高めの相場 1BTC=7,000,000になれば
0.0319BTC = 223,300円 で購入した金額を上回ります。



精算した時の相場に大きく依存するという事ですね。

日本円に換金するタイミングが大事なポイントです。

運用してみた感想

  • 暗号資産の可能性を広げるなら積極的に運用してみましょう!
    損する可能性はありますが学べる事は多いです!
  • 細かく触ったり国外ページへのアクセスが不安だったら
    ビットコインをこまめに買ってガチホでOK!
    暴落しない限り資産は着実に増えます!

最後に、暗号資産 挑戦の総括


以上、僕の暗号資産への取り組み状況を綴ってきました。

暗号資産に触るのがどんな感じか、少しイメージができましたか?



『暗号資産に投資をはじめた3つの理由って何?』でも書きましたが、

ただ預貯金しているだけでは、お金は増えないし、むしろ相対的に価値が減ることになります。



残念ながら、この状況が将来、劇的に好転するとは考えにくい。

だったら、お金を増やすために投資を検討するのは必然だと思います。



僕みたいに無理せず小額からでもビットコインを購入し続けて、

そのまま持っているだけで資産を増やせる見込みが高いなら

リスクを見極めながらでも挑戦しない手はありません!




少しでも興味を持ったなら是非暗号資産への投資にチャレンジしてみてください!

きっと思ったより気軽に取り組めると思います!



以上、
僕が暗号資産への投資をはじめた軌跡をまとめてみました。



今回の投稿を見て、

「暗号資産やってみようかな」「ちょっと参考になった」

と思っていただけたなら僕もうれしいです。



暗号資産には将来、社会に対して大きい影響を与える可能性があります。



今後さらに普及していくであろう新しい技術、

今のうちにチャレンジして触っておくと時代を先取りできるかもしれませんね!!


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