記事内の簿記資格についての情報は最終更新日または投稿日時点のものとなります。検定についての重要な項目は必ず公式ページや資料でご確認ください。
もともとちらし作成やWEBサイトの管理などしていたので、
デザインには興味がありましたが勉強は本格的にしたことがありません。
WEBスキルを磨いていくなら必要な知識は多い方が良いなと考えて、
まず色について学んでみようと考えました。
そこで、色関係の資格で有名な
「カラーコーディネーター検定試験 スタンダードクラス」
に挑戦することを決めました。
(以下、この投稿内でカラーコーディネーター検定試験 スタンダードクラスをカラーコーディネーター検定STDと略すことがあります)
この投稿では、2022年2月にCBT方式でカラーコーティネーター検定試験 スタンダードクラスを受験して合格したあらすじを綴ります。
※CBT方式とは「Computer Based Testing」の略称でコンピュータを使った試験方式です。
今まで勉強したことがない「色」というジャンル、なかなか新鮮な経験でした。
こんな疑問に著者の目線で答えます
- カラーコーディネーター検定試験ってどんな検定?
- なぜカラーコーディネーターに挑戦したのか?
- カラーコーディネーター検定STDの勉強に使った書籍は?
- どのようにカラーコーディネーター検定STDの勉強をしたのか?
- カラーコーディネーター検定STDの勉強時間はどのくらいだったのか?
- 著者が考えるカラーコーディネーター検定STDに挑戦する際のポイントは?
カラーコーディネーター検定試験の概要
今回挑戦したカラーコーディネーター検定試験 スタンダードクラスは東京商工会議所が主催する検定です。
カラーコーディネート関連の資格は有名なものが他に2つあります。
カラーコーディネート関連の資格
- カラーコーディネーター検定
→主催は東京商工会議所。名称のとおり著名な資格で工業デザインに関わる方の受検も多い資格。 - 色彩検定
→主催は色彩検定協会。文部科学省の後援を受けており公的資格に相当。こちらも有名な資格。 - 色彩士検定
→主催は全国美術デザイン教育振興会。デザイナーやアーティストを目指す専門学校生が多く受検する資格。
他にもパーソナルカラリスト検定などありますが、代表的なものをピックアップしてみました。
さすが色彩感覚に関わるだけあってどの検定のホームページもカラフルで綺麗に仕上がってます。
検定試験の範囲とか受検要綱が違うので、
どの検定が自分に合うかはじっくり比較検討してみてください。
カラーコーディネーター検定ってどんな検定?
色の性質・特性など、色彩の知識を身につけることで、色の持つ効果をビジネスシーンに活かすことができます。
仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる、それがカラーコーディネーター検定試験®です。
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3
仕事でも使える色の知識を学べる、という事ですね。
他の色関係の検定でも同様のことが書いてあるので明確な差はわかりませんが、
カラーコーディネーター検定STDは、色についての様々な要素・観点が学べました。
個人的には新たな気づきが多くて楽しく勉強できましたね。
カラーコーディネーターに挑戦した理由
この資格に挑戦した理由
- 色について知識がなかったので基本から勉強してみたかったから
→ 本業だけでなくWEBスキルにも役立つと考えたので
色は、生活にも仕事にも密接に関わってきます。
本業の建設業では、何か工事をする際に素材と色の組み合わせ(コーディネート)を検討します。
私生活では、服装や食事、部屋の模様替えなど色を意識する機会が多く発生します。
ブログやサイト運営などWEBスキルでも色使いの検討が必要ですよね。
より魅力的な色使いを選択できるようになったら
自分にも見る人にもとても有意義だと思いました。
自分のスキルの向上に役に立つな、と。
勉強したことがないので、今のうちに学んでみようと思い立ったのが
カラーコーディネーター検定に挑戦した理由でした。
カラーコーディネーターの資格は就職転職に有利という話が時々聞かれます。
僕にはこの情報が本当かわからない(転職経験に乏しい)のですが、
ハローワーク(厚生労働省管轄の公共職業安定所)のページに掲載されている
免許・資格コード一覧にカラーコーディネーターと色彩検定が掲載されています。
コード:3001 / カラーコーディネーター(1〜2級 ※現在アドバンスクラス)
コード:3002 / 色彩検定
残念ながらスタンダードクラスは対象ではないようですが、
アドバンスクラスなら有意義な資格とみなされるようです。
(色彩検定は級の表記がないのですがどうゆうことでしょう?)
より高い専門性を有すると認められるので、
スタンダードに続きアドバンスに挑戦するのも良いと思います。
僕はアドバンスに挑戦するか今はまだ決めかねます。
自分の状況を見ながら検討します。
試験対策に使った書籍と勉強方法
僕が選んだ書籍をご紹介
勉強に使った書籍
- 1回で合格!カラーコーディネーター スタンダードクラス テキスト&問題集(成美堂出版)
▶︎以下「テキスト&問題集」と省略
カラーコーディネーター検定の対策は、一冊。
この成美堂出版のテキスト&問題集を勉強しました。
この本も本屋で実際に他の本も見比べた上で選びました。
カラーコーディネーター検定は2020円6月から区分が変わって、
今まで「3級・2級・1級」だったものが、
「スタンダードクラス・アドバンスクラス」となりました。
そのせいか、スタンダードクラス対応の書籍がまだ少ないのです。
教材の定番としては、
「カラーコーディネーター検定試験 スタンダードクラス 公式テキスト」があります。
こちら最近はカラーになって見やすくなったとの事。
ただ、少しお値段がします...3,410円くらい。
内容に問題がなさそうなら公式でなくても良いかなと思いまして、
結果、成美堂出版のテキスト&問題集を選びました。
ちなみにカラーコーディネーター検定のCBT方式は
基本選択方式なので、簿記より戸惑うことは少なそうでした。
1回で合格! カラーコーディネータースタンダードクラス テキスト&問題集 [ 真田 めぐみ ] 価格:1,760円 |
勉強方法はわからなくても問題をひたすら解く!
勉強方法
- 「テキスト&問題集」の練習問題を1〜3日で1チャプター分取り組む
(わからなくてもひたすら問題を解く) - 答え合わせして、該当するテキスト部分を読み返す
- 「テキスト&問題集」の練習問題を最後のチャプター7まで取り組む
- 「テキスト&問題集」の模擬演習を全2回分を取り組む
- 「テキスト&問題集」の練習問題をもう一度のチャプター7まで取り組む
- 本番に挑む → 合格
勉強方法は『ひたすら問題をとく』という方針でいきました。
僕はテキストを読むだけで内容を覚えるのが苦手なのでこれしかできません笑。
他の試験と同様に問題という条件を付加して用語を覚えていきました。
特にカラーコーディネーターは用語がとても多いので大変です。
練習問題を1通りこなした後の模擬試験の点数は、
合格点ぎりぎり(第1回79点でクリア、第2回69点でアウト)。
その後はもう一度練習問題を通して復習を重ねました。
『問題を解く → 答え合わせ → テキストを読み返す 』
ひたすらこの繰り返しで用語を頭にインプット。
テキスト2周分繰り返して、だいたいの用語を覚えられました。
模擬の2周目をやる前に試験日を迎えてしまいましたが、
合格ラインを超えるくらいの勉強はした状態で検定試験を迎えられました。
今回のカラーコーディネーター検定対策は、書籍1冊のみ。
本当はアプリを使いたかったのですが、
専門アプリはなく、類似アプリはちょっとイマイチな感じだったので諦めました。
金銭的には安く仕上げられたのでありがたかったですね笑。
試験対策に費やした時間
「テキスト&問題集」を中心とした学習で約40時間
「テキスト&問題集」の練習問題をひたすら解いた後テキスト部を読み返すという勉強方法。
練習問題1チャプター分を解いてテキストを読み返すのに約1〜3時間、
模擬試験は解答→復習に約2〜3時間。
1日で練習問題1チャプター分を全部こなすのが厳しい日も多かったので、
毎日少しずつでも勉強を進めるというスタンスで臨みました。
今回は本当に用語を覚えるというのがメインになったので最後まで苦戦しました。
簿記みたいに計算でも入っていたら気分転換になって良かったのですが笑。
全体の勉強時間はおおよそ40時間(約1ヶ月)程度となりまして、
試験も合格することができました。
カラーコーディネーター検定は試験時間90分で多肢選択式です。設問数は結構多いです。
丁寧に解いていくのも大事ですが全問解答するためにある程度スピード感を持つのも大切です。
問題を数こなしていく練習もあわせて実践していきましょう!
カラーコーディネーター検定対策のポイント
試験対策で抑えたいポイント
- 期間をしっかりとって計画的に勉強していきましょう!
カラーコーディネーター検定試験は、語句を選択する問題が大変多いです。
計算やセオリーで導き出せない分どうしても用語の理解が試験の鍵を握ります。
要領のよい人なら1週間テキストを読んで丸暗記→受検とかで合格できそうですが、
私のように要領よくなくてしかも記憶力が衰えてきていると
短期集中型の勉強はなかなか厳しいものがあります。
社会人の方や育児とかされてらっしゃる方も同様でしょう。
ゆっくり少しずつでも勉強をしていけば着実に知識は定着していきます。
ある程度期間に余裕をみて勉強していくのがおすすめですよ!
最後に、カラーコーディネーター検定STD 挑戦の総括
2022年2月にカラーコーディネーター検定スタンダードクラスをCBT方式で受検しました。
結果は「92点」、70%という合格ラインを少し余裕を持ってクリアできました。
とりあえず合格できただけで満足です笑。
苦手な記憶系の試験をクリアできたのは素直に嬉しかったですね。
総合スコア92点は僕的には出来過ぎです。
公式テキストで勉強するのが王道なのは間違いないと思いますが
今回は公式テキストではなく市販のテキスト&問題集で合格することができました。
独学で挑むなら、本屋で勉強する書籍を吟味するのはとてもおすすめです!
焦らずじっくりと勉強して検定に挑戦してくださいね!
以上、
カラーコーディネーター検定スタンダードクラスに挑戦した体験談をまとめてみました。
この投稿をご覧いただいた方に少しでも参考になればうれしいです。
自分にあう勉強方法や理解度は人それぞれ。
絶対的な正解の道筋は存在しないと思います。
あくまで、この投稿は僕の体験に基づくもので一例に過ぎません。
是非、自分にあったスタイルを見つけて勉強を進めてください!